一般的に近視矯正ではコンタクトレンズの方がレーシック(視力回復手術)よりもリスクが高いといわれています。 その理由の1つは、雑菌がつきやすいソフトタイプのコンタクトレンズが比較的合併症を起こす可能性が高く、ひどくなると失明する危険があります。
コンタクトレンズは、ある程度以上の近視ではメガネより像が大きく見えます。また、 視界も広くなるため、自然な視界で物を見ることができます。更には乱視が強い場合や、左右で視力に極端な差が有る場合、角膜乱視がかなり強い場合などには、 メガネよりも快適に日常生活を贈る事が可能になります。
一方で、目に直接触れるため、適応でない方(涙の量的、質的な異常、角膜・結膜に異常のある方)が使用したり、使い方を誤ったりすると、さまざまな眼障害を引き起こすことがあります。
同じ裸眼視力でも、近視や乱視の程度は人によって異なります。同じ度数の近視でも、裸眼で0.1しか見えない場合も有れば、0.5が見える場合もあります。裸眼視力の程度より、実際にどの程度の近視があるかによるのです。その度数が軽ければ、近視も点眼治療や訓練によって改善が望める場合があります。
大事なことは、コンタクトを使用するようになっても、眼鏡も使うことです。コンタクトをはずして寝るまでの数分、朝起きてからコンタクトを入れるまでの数分でいいですから、眼鏡を使用する習慣をなくさないようにしましょう。
アメリカではLASIKに対する評価が高く、年間40万件にも及ぶ手術が行われています。ただ、手術前の承諾書では次のような事項が列記されるとともに、手術後の視力が低下することもあります。「不測の併発症が起る可能性もある。角膜新生血管、角膜遺瘍、角膜上皮層の治癒障害、角膜内皮層の細胞喪失、角膜の厚みの減少、不正乱視、白内障の出現、眼内炎、角膜の透明度の喪失、失明、眼球摘出。手術は視力を回復させるためのものであるが、予期せぬ、綱膜剥離などが起こりうる」又、抗生物質やその他でコントロールができない細菌感染が起こりうる。角膜表面の歪みにより乱視が出ることもある。手術後、光に対して敏感になりまぶしく感じることや視力に変動がある可能性を理解する。